Zoho CRM無料プランでデータはエクスポートできる?解約前の持ち出しを実機で確認
CSVでの持ち出しは可能。ただし1回の上限と「全データ一括=有料バックアップ」に注意
無料プランでもデータは持ち出せます。基本は「タブごとのCSVエクスポート」。ただし1回の件数に上限があり、全データを一括で取得する「バックアップ」は有料(都度購入)です。
解約や他ツールへの移行を考えるなら、ワンクリックの全データ一括ではなく、必要なタブ(見込み客・連絡先・取引先・商談など)を一つずつCSVでエクスポートして手元に保存するのが基本になります。
1回にエクスポートできる件数は、確認した実機画面では「200,000件まで」と表示されましたが、公式ヘルプ(米国版の翻訳)では「3,000件」と案内されています。データセンターやプラン・確認日により表記が異なるため、最終的には自分の環境の表示で確認してください。
- 持ち出したいタブ(見込み客・連絡先・取引先・商談・メモなど)を洗い出したか
- 1回の件数上限を超える場合に、分割して出す段取りができているか
- 全データ一括が必要なら、有料バックアップの費用と回数を確認したか
- 解約のタイミングより前に、余裕をもってエクスポートを済ませたか
エクスポートの2つの方法
Zoho CRMからデータを取り出す方法は、大きく2つに分かれます。この違いを押さえることが、無料プランで「どこまで持ち出せるか」を理解する近道です。
- タブ/レポートごとのエクスポート:見込み客・連絡先などのタブ単位、またはレポート単位でCSVなどに書き出す方法。日常的な持ち出しはこちら。
- すべてのデータの一括エクスポート(バックアップ):アカウント内の全データをまとめて取得する「バックアップ」機能。後述のとおり有料(都度購入)です。
基本:タブごとのCSVエクスポート
もっとも基本的な持ち出しが、タブごとのエクスポートです。設定(Setup)→ データ管理 → エクスポート から、対象のタブを選んでCSV形式で書き出せます(エクスポート権限を持つユーザーが操作できます)。

エクスポートした履歴は画面上で確認でき、誰が・いつ・どのタブを・何件・どのステータスで出したかが残ります。持ち出しの記録が追える点は、移行や監査の面でも安心材料です。
1回の上限と「件数の表記差」
エクスポートには「1回あたりの件数上限」があります。ここは表記が分かれるため、当サイトでは断定せず両方を示します。
| 方法 | 上限の表記 |
|---|---|
| タブのエクスポート(実機・日本DC表示) | 一度に最大200,000件 |
| タブのエクスポート(公式ヘルプ・米国版翻訳) | 一度に最大3,000件 |
| レポートのエクスポート(公式ヘルプ) | PDF/Excel 最大2,000件/CSV 最大50,000件 |
このように、実機(日本データセンター)の表示と、公式ヘルプ(米国版ページの翻訳)で数値が食い違うことがあります。公式の機能一覧にも「米国データセンター版の翻訳であり、2022年2月以降に登録した環境は日本データセンターが適用され表記差異が生じる可能性がある」旨の注記があります。正確な上限は、必ず自分の環境のエクスポート画面の表示で確認してください。
いずれにしても、1回の上限を超えるデータは、タブごと・条件ごとに分割してエクスポートする必要があります。
全データ一括は「有料バックアップ」
「アカウント内の全データをまとめて取得したい」場合は、タブごとのエクスポートではなく「データのバックアップ」機能を使います。ただし、確認した実機環境では、これは購入が必要な有料機能でした。

公式ヘルプでは、有料プラン(アルティメット以外)には無料のバックアップ回数が2回、アルティメットには4回用意され、使い切ると購入を促す案内が出ると説明されています。無料プランでの無料回数や可否はプラン/環境で変わり得るため、自分の環境の表示で確認してください。要点は「ワンクリックの全データ一括は無料で当然に使えるわけではなく、有料バックアップに寄っている」という点です。
解約・移行前にやること
- 持ち出すタブを洗い出す(見込み客・連絡先・取引先・商談・活動履歴・メモ・添付など)。
- タブごとにCSVでエクスポートし、手元(自社のストレージ等)に保存する。
- 1回の件数上限を超える場合は、検索条件やタブで分割して出す。
- 全データ一括が必要なら、有料バックアップの費用・回数を事前に確認する。
- 解約日ぎりぎりではなく、余裕をもって早めにエクスポートを済ませる。
確認日と最新情報について
本記事の数値・仕様は確認日(2026-06-20)時点の公式情報および実機画面に基づきます。エクスポート上限・バックアップの料金/回数・無料での可否は、プラン/Edition・登録時期・データセンター・確認日により異なる場合があります。最新情報は必ず公式サイトと自分の環境でご確認ください。
無料プランのエクスポートについてよくある質問
QZoho CRM無料プランでデータをエクスポートできますか?
Q一度に何件までエクスポートできますか?
Q全データを一括でバックアップできますか?
Q解約した後でもデータを出せますか?
Qエクスポートの形式は何ですか?
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確認した主な資料
本記事のエクスポート/バックアップに関する仕様は、以下のZoho公式ページ(確認日 2026-06-20)と実機画面に基づきます。上限・料金・回数は変更されることがあるため、利用前に各公式情報と自分の環境で再確認してください。
- Zoho CRM ヘルプ|CRMデータのエクスポートhelp.zoho.com/CRMデータのエクスポート
確認内容:タブ/レポートのエクスポート、CSV最大3,000件(米国版翻訳)、レポートのCSV最大50,000件、エクスポート権限。
- Zoho CRM ヘルプ|データのバックアップのリクエストhttps://www.zoho.com/jp/crm/help/data-administration/request-data-backup.html
確認内容:無料バックアップ回数(有料非アルティメット2回/アルティメット4回)、使い切り時の購入案内。
- Zoho CRM|プラン別機能一覧https://www.zoho.com/jp/crm/comparison.html
確認内容:米国DC版翻訳・日本DCでの表記差異の注記、エクスポート関連のプラン差。
注意点
本記事は、Zoho CRM無料プランでのエクスポートについて一般的な確認項目を整理する記事です。法律助言・税務助言・契約助言ではありません。
エクスポートの件数上限、バックアップの料金・回数・無料での可否は、プラン/Edition・登録時期・データセンター・確認日によって変わる可能性があります。本記事では実機表示と公式ヘルプの双方を併記し、断定を避けています。最終的な可否・上限・費用は、必ず公式情報と自分の環境でご確認ください。
ベンダーとの関係について
本記事およびスクリーンショットの掲載は、Zoho CRMの検証・解説を目的としたものであり、Zohoによる承認・認定・推奨・提携・スポンサーを意味しません。掲載画面は、CRM Evidence Labの運営者が検証目的で実機を確認し取得したものです。
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商標について:「Zoho」「Zoho CRM」は、Zoho Corporation Private Limited およびその関連会社の商標または登録商標です。CRM Evidence Lab は独立した検証・解説メディアであり、Zohoとの提携・公認関係はありません。記載の内容・数値は確認日(2026-06-20)時点の公式情報および実機確認に基づくもので、最新の仕様は各公式情報をご確認ください。
